自分の考えを提案できる職種
学生時代は、主に海岸で起こる侵食問題や環境問題について学習してきました。特に侵食問題について研究することが多い研究室に所属していましたが、私自身は侵食問題だけでなく、その海岸に生育する海浜植生に目を向け、侵食問題と結び付けて考えることが好きでした。物事について「よく考える」ことは得意な方ではなかったのですが、自分の考えや提案でより良い海岸環境が築けたらいいなと学生時代に思い始めたところから、コンサルタントという職種に興味を持ち始めました。


最新技術を用いる
海岸の仕事は多岐にわたっていて、侵食対策の提案はもちろん、海岸保全施設の点検や設計といった仕事など、様々です。最近はUAVを活用して、人が直接行って見ることができない視点からの写真・動画撮影やLiDAR計測なども行っています。離岸堤などの海上に孤立した海岸保全施設の点検では、人が直接点検を行っていた従来の方法よりもはるかに安全で効率が良いということで、UAVを用いることが多くなってきました。
喜びをばねに
業務を通して、発注者に喜ばれたことに働きがいを感じました。現地調査の結果を報告した際、「まさかこんなことになっているとは知りませんでした。」や「このドローンの映像のおかげで、かなりわかりやすかったです。」といった声をいただき、自分たちがやったことで喜んでもらえたことで、次への活力となりました。
伝えるではなく
伝わるように
夏場の現地調査はもちろん大変ですが、最終的に資料としてどうまとめるか試行錯誤するのが、個人的に一番大変だと感じています。良い材料が揃っていても、それを上手くまとめ、説明できなければ意味がありません。どうすれば揃っている良い材料を駆使して、自分が伝えたいこと、相手が知りたいことを説明できるのかを考えながら資料を作成するようにしていますが、まだまだだなとつくづく実感しています。

物事をプラスにとらえる
自分でもまだまだ足りない部分が多いと感じていて、不安になる日もあります。その不安を解消できるように、日々努力することを忘れず、「やりたくないな」と感じてしまうことでも、「こうやったら面白いかも」と考えられる視野の広さと知識を身に付け、コンサルらしく、相手の立場に立った視点で様々な提案ができるようになりたいと考えています。そのためにも、仕事に必要な資格取得に励み、他の人より多くのことに興味関心を抱くことが大事だと感じています。
とある1日のスケジュール

9:00
出社
前日に確認したやるべきことを進めます。
11:00
打合せ準備
打合せに必要な資料の印刷等を行います。
12:00
昼食
お弁当を作って持って行くようにしています。
13:00
発注者との打ち合わせ
業務の進捗状況の報告などを行います。
16:30
記録簿の作成
発注者との打合せ内容を記録簿にまとめます。
18:30
退社
時間があればテニススクールに行って気分転換しています!
