インターンで業務を理解

学生時代は、土木工学(特に土質力学、構造力学、水理学)の基礎的な内容を学んでいました。一般的な土木の就職先であった「役所」、「施工管理」「コンサルタント」で考えると「コンサルタント」が自分に向いていると思ったこと、水理学を担当していた教授の影響もあり、河川等の水関係に興味を持ったことをから、大学3年のころにサンコーコンサルタントのインターンシップ(東日本支社、上下水道部水工課)に2週間お世話になりました。インターンシップの中で会社の雰囲気やコンサルタント業界がどのようなことをやっているのかを理解することができ、将来はこの会社で働きたいと思ったため、サンコーに入社を決めました。

現場を実際に確認することの
重要性を実感

入社前、コンサルタント業界はデスクワークばかりであまり現場には行かないイメージが強かったのですが、実際は現地をしっかり把握しないと設計もできないため、現地調査が非常に重要であることがわかりました。また、点検業務では現地作業がメインとなることもあるため、想像以上に現地が多いと感じました。今はずっとデスクワークばかりだと、作業に飽きてきてしまう部分もあるため、現地を見ることは気分転換にもなって、作業する上で良いバランスだと感じています。

何年経っても
立ちはだかる壁

最近は仕事を任せてもらうことも多く、やるべき仕事をしっかりやっていれば、ある程度自由に時間を使うことができます。そのため、仕事とプライベートの両立がしやすい環境だなと思っています。ただ、コンサルタント業界で仕事をしていく上で、一つとして同じ現場はありません。そのため、任せてもらえる仕事が多くなると、今までやったことのない慣れない案件も多くなり、仕事をこなしていくことに悩むことが多々あります。そんな時には、上司や先輩方に疑問や不安なことをぶつけることで、親切丁寧にわからないことを答えてくださり、一緒になって課題を解決してくれる環境が整っていると思います。

チーム一丸となって
知恵を出し合う

私は、業務を遂行する上での課題や仕事で行き詰まったときに一人で抱え込む癖があります。そのため、上司や先輩方からすると何に悩んでいて、どこまで作業が進んでいるのかわからない状態になっていました。ある時に上司の方に「仕事は一人でやっているわけではないのだから、もっと周りを頼って、相談しなさい」と指摘を受けたことがあります。一人で何とかしないといけないと思い込んでいたこともあったため、一見、当たり前のことのように思えますが、とても救われた気持ちになりました。悩んでいたことは、なるべく早く上司や先輩方に相談することで、時間も有効に使うことができ、より良い提案をお客様にすることができるのだとこの経験を通じて学びました。

知識と経験の積み重ね

この業界は、技術士を取得して始めてスタートラインに立つことができると思っています。そのため、まずは技術士やRCCM等、仕事を遂行する上で必要不可欠となる資格を早く習得したいと考えております。資格を習得するにあたり、サンコーには技術士支援制度や既に資格を習得したたくさんの上司、先輩方がいらっしゃることから、その方々から資格習得に向けての技や技術を学び、日々勉強していきたいと考えております。最終的には、資格を取得した上で、お客様に安心して仕事を任せてもらえるようにそして、一人でも多くの方に安心して暮らして頂けるような施設を設計できればと考えております。

とある1日のスケジュール

9:00

出社

前日までに届いたメールへの返信、同じチームのメンバーとの作業内容の確認等を行います。

10:00

打合せ準備

前日までに準備しておいたお客様との打合せ資料の最終確認、出力等の打合せ準備を行い、打合せ先に移動します。

12:00

昼食

打合せや現地での作業では、いろんな地域に赴くことができるため、地元の名物等が食べられるお店で食事をする等、お昼休みを楽しみます

13:00

打合せ

準備した打合せ資料に基づきお客様と打合せを行い、お客様が抱えている課題について解決に向けての提案や意見交換を行います。

15:00

社内ミーティング・とりまとめ

打合せした内容について、同じチームのメンバーで社内打合せを行い、今後の作業方針や打合せした内容について意思疎通を図ります。また、打合せした内容を議事録としてとりまとめます。

18:30

明日の作業整理

今日できた作業で不足がないか、明日やるべき作業の確認を行います。

19:00

退社

水曜日はノー残業デーなので、定時で退社してプライベートを楽しみます。