幅広い業務に携わることができる点に魅力を感じた
学生時代は地質や地球環境について学び、漠然とこれらを生かせるような仕事をしたいと考えていました。建設コンサルタント業界は専門的な知識を活用でき、また、事業の計画から実施、完成、引き渡しに至るまで、一つの仕事の中に多くの過程があります。幅広い業務に携わることができる点に魅力を感じたため、この業界を選びました。とはいえ、時に苦手な分野や専門外の分野についても学び、身につけなければならなかったことは、想定していたよりも大変でした。
調査から確度の高い地盤情報を
導き出す
私の所属する技術部地質課は、地表踏査・ボーリング・物理探査の3つを柱とする地質調査を行っています。それらの調査によって得られた地質情報を解析し、とりまとめることで構造物の基礎となる地盤情報を明らかにします。地質はその成り立ちから非常に複雑で、これらの調査では“推定”とせざるを得ない部分を多分に含みますが、その推定をどれだけ実物に近づけられるかが技術者の力量であり、この仕事の魅力の一つでもあります。
構えず、自然体で溶け込める職場
入社する前は仕事をうまくこなせるのか、職場でなじめるかなど漠然とした不安を抱えていました。しかし、初めから上手くこなそうとすること自体間違っていたということを入社後に知ります。上司や先輩から教わったり、仕事の進め方を見て覚えたりを繰り返すうちにできることが増え、不安はいつの間にか解消されます。職場の人達も気さくで、聞きあえるような環境が整っているので、なじもうとせずとも自然と打ち解けられる職場だと感じています。
若さとさかんな交流が
風通しのよさを作っている
職場の平均年齢が30代と私の年齢と比較的近く、若手社員が非常に多いので、気兼ねなく先輩に相談したり、他愛なく雑談したりできます。また、若手だけでなくベテラン社員や別の課との交流も頻繁に行われるため、仕事上でもストレスなくコミュニケーションをとることができます。社員同士の距離が良いバランスで保たれている点は、入社時に惹かれたポイントでもあります。
働きがいは、生活を豊かにしている
という実感
建設コンサルタント業界は自治体や官公庁などの公共事業に携わることが多いという特徴があります。そのため、携わった公共事業が国民に還元され、我々の仕事が生活を豊かにする一助となっていることが一番の働きがいです。また、業務を一通り自分で進めることができるようになったことを実感したときは、自分の成長を感じられてうれしかったです。
的確に、安全に。
公共事業に貢献できる技術者へ
今後はまず地質調査技師の資格を取得したいと思っています。様々な業務を経験し、推定部分の地質を限りなく事実に近づけられるような地質技術者を目指します。さらに地質だけでなく、土木分野の知識も取り入れることで、得られた地質的情報を基に設計に組み込めるようにしていきたいです。そうした知識・経験を持つ、安全かつ確実に公共事業に貢献できるような技術者になりたいです。
とある1日のスケジュール
9:00
出社
業務スケジュール、メール、資料の確認等を行います。
10:30
打合せ
発注者と業務に関する打合せを行います。
12:00
昼食
打合せ後、近くのお店で昼食をとることが多いです。
13:00
現場下見
業務上のポイントとなる現地状況を把握します。頭の中で実際の現場作業をイメージしながら下見を行います。
16:00
デスクワーク
打合せや現場での確認事項等をまとめたり、後日用の資料作成を行います。
17:20
退社
水曜日はノー残業デーなので、ご飯を作ったり、映画を見たりして過ごします。