現場作業よりもデスクワークに
向いていると自分を分析
学生時代は工学部の土木の学科で土木全般について学びました。土木業界に興味を持ち、公務員、ゼネコン、コンサルの中から就職先を探していました。インターンで市役所の仕事を体験した感触や現場作業よりも社内で作業することのほうが好みだったことから、建設コンサルタント業界を選びました。中でも当社に決めた理由は、説明会に参加した際の雰囲気がとてもよかったことです。また、せっかくなら都会に出たかったので、本社が東京にあった点も当社を選んだポイントです。
学生時代の専門とは異なるが、
知識を応用して邁進
現在、上下水道の設計や水処理施設の検討を行っています。上下水道部門は馴染みのない分野でしたが、マニングの公式など水理学の知識を応用し業務に活かしています。また、赤水の対策や鉱廃水処理の検討などは学生時代に研究・実験した内容と近いものがあり、学んだ内容を思い出しながら取り組んでいます。知らないことが多いのですが、だからこそ毎日新しいことを学ぶことができ、とても楽しいです。普通に生活していたら入ることのないマンホールの中に入ったりすることもありますよ。
見えないところで
生活を豊かにする仕事
初めて主担当となった時、打合せ資料や報告書の作成、説明を自分で行ったのですが、資料や報告書がとても分かりやすかったとお客様からお褒めの言葉をいただきました。上下水道部門は多くが地下施設なので、自分が設計したものが目に見えることはなかなかないのですが、豊かな生活には欠かせない施設なので、これからもやりがいをもって励んでいきたいです。
見えない設備だからこそ
丁寧に説明する
新しく下水道を敷設する際には、各家庭に接続する汚水桝の位置を土地所有者にヒアリングします。下水道整備の必要性や個人負担が必要となる費用、改修工事の進め方など住民の方にご説明する内容が多く、自分で理解して、ご納得いただけるように説明することがはじめのうちは大変でした。
風通しがよく、交流も盛ん。
気持ちよく仕事ができる
一世代前の土木業界はいわゆる3Kのイメージが強かったので、「残業が多かったり厳しい上司ばかりだったりしたらどうしよう」という不安がありました。確かに忙しい時期はどうしてもありますが、周りの上司や先輩の雰囲気が非常に良いため、入社前に想像していたよりもかなり楽しく働くことができています。たとえば、上司、先輩、同僚とも仕事の質問からプライベートの相談まで気軽に話すことができます。また社内イベントも多々あり、別の部署の方とも交流することができるので、社内の風通しはとても良いと思います。
資格取得とマネージメントが
今後の課題
最近はいろいろな業務を任されるようになり、上司の意見を仰ぎながらも中心となって業務を進めることが増えてきました。今後は早期に資格を取得し、業務を管理できるような立場となれるよう励みます。また、後輩も増えてきているので、指導力やチームワーク力も身につけていきたいと思います。
とある1日のスケジュール
9:00
出社・現地調査
打合せに行く前に現地を確認し、現場状況をイメージできるようにしておきます。
10:00
発注者と打合せ
発注者のもとに訪問し、設計内容の打合せを行います。
12:00
昼食
打合せに出た際は近くで人気のお店を調べて行ったりします。社内にいる日は後輩たちとランチに行くこともあります。
13:00
ミーティング
現地調査・打合せ内容を受けて、今後の作業方針のミーティングを行います。
15:00
デスクワーク
現地調査や打合せ結果をまとめます。今後必要になる図面や資料の作成を行います。
19:00
退社
できるだけ自炊するように努めています。お米を炊くのが面倒なので、スープ系を作るのにハマっています。