水に関わる仕事がしたかった

私が生まれ育った熊本は地下水が有名で、水についてもっと見識を広げたいと、大学時代は地下水の研究をしていました。就職するうえでも、大学でやってきたことを活かしたいと、HPで調べたり、先輩方に聞いたりする中で、当社に水文グループがあることがわかりました。大学の先輩も働いていて心強く、入社を決めました。

入社したての水文調査で
達成感を味わう

入社後すぐにトンネルの水文調査業務に携わりました。やること全てが新鮮で、相談したりしながら、とことん考え解決のために時間を割いた仕事なので、特に印象に残っています。数年後にトンネルが完成して、車で通った時には、達成感とともに仕事へのやりがいを感じました。

11年で水文や地質業務を
幅広く任されるように

東京で道路建設による水文環境の影響を評価する調査業務に携わった後、名古屋に転勤となりました。ここでは、主に地すべり規模や安定性を評価するなどの地質調査業務に携わりました。その後、また東京に戻り、水文や地質の業務を任されています。

  • ●入社~4年目まで:東日本支社(東京)で水文業務
  • ●入社5年目~7年目まで:名古屋支店で地質業務
  • ●入社8年目~現在:東日本支社(東京)で水文・地質業務

さまざまな経験を重ねるうち、得られた点の情報がどんどん線でつながっていく機会が増えました。これは、仕事だけではなく私生活などにも言えますが、歳を取るにつれ、その線を踏まえた対応、仕事ぶりになってきたと感じます。

仕事を楽しみ、若手との交流も

仕事をやるからには、やりがいや楽しみを見つけたほうがいいという気持ちでいますが、地質調査は外に出ることが多いので、自然と仕事を通して良い息抜きができる点も魅力です。綺麗な景色を見たり、おいしいものを食べたり、適度に運動もできます。もちろんやることはやりますが、こうした仕事の中での楽しみも享受しながら心身ともに健康であることを大切にしています。また、若手との交流も面白みのひとつ。最近の流行りには疎いので、SNSの使い方や利便性・危険性についてよく教えてもらいます。仕事の効率化へのアプローチも、若手社員の方が考えているようなので、勉強させられます。

家庭との両立は
会社制度を上手に利用して

3人の子どもがいますが、下の子の時にはグループ内で工程などを調整してもらいながら、妻の出産直後と復職時の2期に分けて育休をとりました。また、保育園の送迎や急な発熱などがある場合は、時差出勤や在宅勤務も活用しています。男子3兄弟で何かと大変な面もありますが、一緒の時間を過ごすことに幸せを感じています。社内の制度活用や配慮により、充実したプライベートを過ごせるのがありがたいです。

若手に技術を伝えながら
キャリアを重ねる

入社5年目に中堅社員研修、6年目以降は、技術士取得を会社からサポートしてもらっています。十分な成果はまだ出せていませんが、その技術を日々研鑽しつつ、今後は若手に適切に指導できるようにしたいと思います。私には尊敬する社員がいるのですが、その人のようになれるよう頑張ります。

とある1日のスケジュール

9:00

現場ミーティング

現場で調査メンバーと一緒にKY活動をして、調査に取り掛かります。
(※ KY活動:現場作業をする上での注意点を共有し、危険予知を行うこと)

9:30

現場作業

メンバーと一緒に水量や水質の測定をして、状況を把握したり、何か異常がないか確認します。

12:00

昼食

お昼ご飯は、おいしいお店を探して、その日のお腹とメンバーに相談して決めます。

13:00

現場作業再開

17:20

現場終了後

泊りの時は、メンバーと一緒に会食したり、ホテルで一人の時間を満喫します。泊りじゃない時は、基本まっすぐ帰ります。