水文調査部門

 「水文」って、一体何でしょうか?
 天体に関わる現象を「天文」、人間の関わる現象を「人文」と呼ぶことがあるように、地下水地表水など、「水の関わる様々な現象」を「水文」と呼びます。
 私達は、この様な「水の関わる様々な現象」を多彩な調査手法と総合的な解析技術を用いて解明し、施工防災・環境問題に役立つ情報の提供、各種コンサルティングを行います。

地下水汚染・土壌汚染

 「地下水環境や水文環境の保全」という観点において、地下水流動の保全と並んで重要な、もう一つの課題は「質」の問題です。
 地下水汚染・土壌汚染問題は、昭和57年度実施の「地下水汚染調査(環境庁)」を契機に社会的に脚光を浴び、現在までに「土壌・地下水汚染に係る調査・対策指針」や「土壌汚染対策法」が策定・施行される等、様々な取組みが行なわれていますが、例えば「硝酸・亜硝酸性窒素」の様に、全項目中最多で推移しているものもあり、今後も継続的な取組みが必要といえるでしょう。

概況調査における地下水環境基準超過率の推移 *環境省 水・大気環境局「地下水質測定結果」(平成26年3月) を基に作成

 これら「地下水汚染,土壌汚染」の問題に効果的に対処するためには、汚染状況の把握や応急対策を行なうだけでなく「周辺の地下水流動機構」も十分に把握した上で「汚染機構の総合的解明」や「恒久的対策の検討」を行なっていく必要があるでしょう。

地下水汚染機構のイメージ *環境省パンフレット「地下水をきれいにするために」(平成16年7月) から転載

土壌・地下水汚染対策の詳細調査フローの一例

 私達は、永年の「水文環境調査」で培ってきた知識・経験を総合的に活用し、例えば左図の様な調査フローで「地下水・土壌汚染の回避・低減」を目指して行きたいと考えています。