地盤解析部門

 私たちの生活の中には、「地盤」に関連して生じるさまざまな問題があります。軟弱地盤・地盤災害・地下水環境・地震防災・耐震検討などがその例です。地盤解析部門では、「調査」・「観測」・「解析」の3つの技術を駆使して、地盤(Geo)に関連して生じるさまざまな問題の解決(Solution)を図ります。これにより、社会生活におけるインフラ整備や安全で安心な生活環境の確保をサポートしています。

建設事業のための地盤調査

 自然地盤を対象とする場合、地盤の地質学的構造および力学的・水理学的特性を把握するために地質調査が行われます。当社では、最新かつ高水準の地質調査技術を用いて、効果的で経済的な地質調査を実施しています。これにより、対象とする地盤の状況を的確に把握するとともに、建設事業や災害対応に対する有益な基礎資料を提供します。

土質ボーリング

 都市部・平野部などにおいて、いわゆる軟弱地盤を対象として実施されるボーリング調査。一般に標準貫入試験(N値の測定)を併用し、各種原位置試験およびサンプリングを実施することが多い。サンプリング試料による室内土質試験および原位置試験の結果より、対象土層の工学的特性(物理特性・強度・変形・透水性など)を把握することを目的とします。

ボーリング現場作業の様子(足場仮説)

土壌汚染調査

サンプリング・ボーリング

 土壌汚染のサンプリング・ボーリングは、掘削水を使用せず(無水掘り)、かつ回転をかけない(打撃式)専用のボーリングマシンを使用します。なお、このタイプのマシンは写真のように自走式であり、比較的狭小な場所においても作業ができます。

  • ボーリング掘進状況

  • ボーリングマシンの移動(自走式)

[サンプリングボーリングによる分析調査の例]

宅地地盤調査

スウェーデン式サウンディング

 主に住宅地の地盤調査に使用される調査手法として、スウェーデン式サウンディング調査があります。試験方法は、まず荷重で沈下するかどうかを確認するため5~100kgfまでの重りを段階的に載荷して沈下させ、荷重100kgfでも沈下しない場合には、回転を加えるものです。その後、徐々に貫入力を増していき、重りと回転数(半回転数)から地盤の支持力(N値)を評価します。