地盤解析部門

 私たちの生活の中には、「地盤」に関連して生じるさまざまな問題があります。軟弱地盤・地盤災害・地下水環境・地震防災・耐震検討などがその例です。地盤解析部門では、「調査」・「観測」・「解析」の3つの技術を駆使して、地盤(Geo)に関連して生じるさまざまな問題の解決(Solution)を図ります。これにより、社会生活におけるインフラ整備や安全で安心な生活環境の確保をサポートしています。

地盤災害(地盤の変状と破壊)

 軟弱地盤においては、降雨や地震などの自然災害などの他に、構造物の施工や掘削・盛土などの人為的要因によっても地盤の変状や破壊に至る場合があります。地盤解析部門では、実地盤において生じるさまざまな地盤災害(変状や破壊)に対して調査・観測を行ない、その原因究明と対策へのアプローチを行っています。

河川堤防のすべり破壊(隣接する盛土による破壊)

 最初の変状は、堤体背面の道路における約1.0mの隆起として始まりました。翌日には、道路の隆起は1.6mにまで達し、併せて河川堤防の変状も確認されました。道路は、延長40m区間にわたり水平方向(川側)へ最大4.5m移動し、鉛直方向に約1.6m隆起しました。さらに、隣接する河川堤防も水平方向(川側)へ3.7m移動し、鉛直方向に約0.5m隆起しました。また堤外地(河川流路内)では、河床部の土砂が約2.0mの隆起を生じました。なお、変状の報告された前日には道路の変状は確認されていなったことから、これらの変状はきわめて短時間で発生したものと推定されました。変状の原因としては隣接する敷地における盛土施工が挙げられており、いわゆる円弧状のすべり破壊が発生したものと想定されています。

(農林水産省ホームページより)

(農林水産省ホームページより)

(農林水産省ホームページより)

(農林水産省ホームページより)