海岸・港湾部門

 豊かな自然環境に恵まれた我が国は、一方で台風や豪雨等の非常に厳しい気象・自然条件を有しております。私たちは、日本の誇れる財産の一つである美しい海岸線の保全と、物流の拠点となる港湾施設の整備を手助けするために、海岸防災のみならず、利用や環境に配慮した整備・計画に努めております

海岸・港湾

 海岸の背後地を津波や高潮等の海岸災害から守るため、海岸の防波堤や消波工の整備が行われています。津波により数多くの犠牲者が出た東日本大震災は記憶の新しいところであり、被災地の復興に向けた海岸堤防の整備が急ピッチで進められています。河川・海岸部門では、津波遡上解析により河口部の海岸から上流部の河川に至るまで津波の影響をシミュレートし(右図参照)、各種対策方法の提案を行っております。
 また一般的に、海岸構造物が被災する場合は、長期的な変化によって海浜が侵食され、それに高波浪が重なって発生する場合が多いと考えられています。弊社においては、測量データより経年的な海岸の侵食状況から被災メカニズムを明らかにし、復旧工法の提案を行っております。

 この他には、港湾における仮桟橋等の構造物設計をはじめ、土木施設のコンクリートや鉄部の劣化度を評価して今後の維持管理に向けた基礎情報を提供する等、港湾に関する調査・点検業務も行っております。

津波遡上解析による最大水位分布図

■主な業務実績
●石巻漁港海岸保全施設設計(その6)(その7) 宮城県
●船越漁港海岸高潮対策防潮堤配置検討設計業務委託 宮城県
●気仙沼漁港浜町水門詳細設計業務委託 宮城県
●高潮対策 海岸保全施設設計業務委託 茨城県
●気仙沼港海岸胸壁外実施設計業務委託 宮城県
●沖の田地区海岸災害測量調査設計業務委託 宮城県
●館浜地区海岸外海岸災害測量調査設計業務委託 宮城県
●北九州港維持管理計画(防波堤)策定業務委託(23) 北九州市
●柳川海岸 堤防詳細設計委託 福岡県