壮瞥温泉:
 空振が数十秒から数十分おきにあり、時折爆発音も確認された。
 源太川の上流では、流路工が10m毎の帯工目地から30から40cm程度の段差を生じていた。温泉川の流路工にも目地のズレなどが認められた。
壮瞥温泉源田川上流(上流川より)流路工が地殻変動により40cm程度の段差を生じている。変状は帯工の目地部に生じている。
◎道道洞爺湖公園線:
 昭和新山南部の道道の大有珠トンネル(1990年竣工)は目地がすべて開いていて、一部コンクリート小片が崩落していた。また、伊達方向の橋梁は、橋梁の地山境界付近の法面崩壊やガードレールの変形があった。火山性地震に伴う沈下やその後の降雨が原因と考えられる。
道道洞爺湖公園線
大有珠トンネル
トンネル目地には7cm以上の段差が生じている。4/16より約2ヶ月間(6/6現在)に4cm以上の押し出しがあったことになる。
道道洞爺湖公園線橋梁付近
法面崩壊により高欄が基礎より倒壊している噴火に伴う地震と降雨が原因と思われる。
噴火被害地域
西山火口
虻田町高砂1
虻田町高砂2・三豊付近
今後の対応
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